例えば街や家、路上など日常生活空間で出会う事物の観察を踏まえ、そこで生じている現象に含まれる関係性や葛藤を考察。全体と部分、表面と断面、個と集合、人為と自然などの要素が対立・融合した絵画・インスタレーション作品の制作を行っている。絵画には街の構造を攪乱する植木鉢をもモチーフとした「GARDENS」のシリーズや溶解する家をモチーフとした「HOUSE」のシリーズがある。インスタレーション「Frames」では情報の多様な切り取り方や、認識の可能性と不可能性の間にあるグレーゾーンを提示。

ソロの活動と並行してアーティスト三上清仁氏とユニット「もうひとり」としても活動。街の多角的、継続的なリサーチの集積のもとに街の新陳代謝とそこで生まれている無意識や忘却をテーマとしたサイトスペシフィックなインスタレーションを制作している。